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深みのあるルビーの色調。小さな赤い果実を思わせる香り。味わいにもみずみずしさが感じられ、心地よい余韻が続きます。2 杯、３杯と思わず飲み進めてしまう飲み心地の良さが魅力です。ボージョレ・ヴィラージュのブドウ畑はすべてランシエというコミューンに位置します。これは、モルゴン、フルーリー、ムーラン・ア・ヴァンの3 つのクリュに囲まれたボージョレ・ヴィラージュ唯一のコミューンです。温度管理された環境下でセミ・カルボニック( 半炭酸ガス) 発酵。MLF の前に、最初の澱引きを行う。このキュヴェは、醸造過程、瓶詰め時にも、一切の亜硫酸塩を添加せずに造られる。総亜硫酸量は、10mg/L。7 日間、果肉や果皮と果汁を醸しておくキュヴェゾンを実施。4 カ月間発酵槽で熟成、その後瓶詰め。ジェラール、ジル・ジュラン親子で運営されているドメーヌ。ジェラール氏は5 代目で、当初父親から畑を借りてワイン造りを始めました。1968 年が初ヴィンテージで、その後、父親と祖父から畑を引き継ぎ、現在は21.5ha のドメーヌとなりました。畑は、40 パーセルで、それぞれが特徴的な質の高い土壌であり、それを混醸することにより、複雑性の高い香りと味わいになります。極力自然な状態での栽培を心がけ、発酵については長期キュヴェゾンを行います。ガメイ種をあくまでもナチュラルでありながら長期熟成も可能なしっかりした骨格のあるワイン造りを目指しています。ドメーヌの所在地は、フルーリーのすぐ南側で、ランシエ(Lancie) の町の北部に位置しています。
パリの名店でも採用されています。