仏産樽熟成20ヵ月(新樽65%) セント・ヘレナの西側斜面スポッツウッドの隣に位置しボルドーのグラーヴを連想。石と砂が混じり合った水はけが良く痩せた葡萄栽培に最適な畑。リッチながら、タンニンはまろやか、フレッシュな酸が全体をまとめあげ、ナパ・ヴァレー、ベンチ・フロアの特徴を見事に表現。
テイスティング・コメント
2018年は素晴らしいヴィンテージの一つとなった。
ボルドー・グラーブの様な石・岩の硬さや砕けた岩を思わせるミネラル感がはっきりと現れ、薫りが非常に良く立ち上がり、黒系ベリーと、アニスのようなハーブ感、クローブのスパイシーさや、樽のニュアンスが香に溶け込んでいる。
クリーミーで滑らかな口当たり、たっぷりとした果実とタンニンが溢れており、驚く程フレッシュ感に溢れ、構成はきっちりと硬く、魅惑的で力強い味わいと凝縮感が壮大。
口中に黒系果実が広がり、余韻には赤系果実と綺麗な酸がきっちりと引き締めている。
飲む3時間前の抜栓とデカンタージュをお勧めする。
生産量:400ケース
畑情報
1.4haのジャンピング・ゴート・ヴィンヤードは、ナパ・ヴァレー、セント・ヘレナの西側斜面スポッツウッド・ワイナリーの隣に位置し、1999年にデヴィッド・エイブリューによりカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、プティ・ヴェルドが植樹。
土壌は古い時代から堆積されたナパ・ヴァレーの川床であり、その特徴はボルドーのグラーヴを思い出させる石と砂が混じり合った水はけが良く、痩せた葡萄栽培に最適な特徴を持つ。
ヴィンテージ: 2018年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン97%
ブレンド品種: プティ・ヴェルド3%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他: セント・ヘレナ/ St. Helena
畑: ジャンピング・ゴート・ヴィンヤード/ Jumping Goat Vineyard
備考: 98P Vinous Dec.2020 by Antonio Galloni, 95P Parker Point Feb.2021 by Lisa Perrotti-Brown
ワインメーカー: フィリップ・メルカ/ Philippe Melka
熟成: 仏産樽にて20か月熟成(新樽比率65%)
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.6%