仏産樽19か月熟成(新樽85%)ナパ・ヴァレーのカリストガの北に隣接するソノマ・ナイツ・ヴァレーに2001年に購入した自社畑。父の生家(アルジェリア)の横を流れる川の名前を付けた。標高760m、急斜面、火山灰が圧縮され固まった土壌にカベルネ・フランとシャルドネ、粘土質の多い区画にメルロとソーヴィニヨン・ブランを植樹。パーカーは「メルカのシュヴァル・ブラン」とコメント。驚く程滑らかな舌触り、フルボディながらピュアさとフレッシュさが共存。
テイスティング・コメント
2019年は生育期間を通して穏やかで久々にワインメーカーにとって安心できる年となった。カベルネ・フランが持つ力強さと典型的なドライ・ハーブのニュアンスが顕著に現れ、メルロの薫り高く、完熟したまろやかさが根底を支えている。
色合いは深いガーネット、アロマはダークフルーツ、プラム、モカ、ペッパーが香り立つ。
ヴェルヴェットのような舌触り、ジューシーでリッチ、そして濃密で、素晴らしい酸が骨格を支えている。
生産量230ケース
畑情報
ラ・メケラ・ヴィンヤード
ナイツ・ヴァレーはソノマのAVAであるが、位置的にはナパ・ヴァレー・カリストガの北セント・ヘレナ山の西側斜面にある。長い間ナパ・ヴァレーに自社畑となる土地を探していたが、ついにこの特徴ある畑を見つけ、2001年に購入。フィリップ・メルカの父に敬意を表して、父の生家(アルジェリア)の横を流れる川の名前「メケラ」と命名。イメージ・カラーの青はこの川に由来する。標高の760mの高地で、急斜面、開墾されていない森を切り開くには長い時間と労力がかかった。日の光が様々な方向で入ってくる非常に魅力的な畑で、火山灰が圧縮され固まった芳醇な土壌には、カベルネ・フランとシャルドネを植え、粘土質の多い区画にはメルロとソーヴィニヨン・ブランを植樹。2007年にカベルネ・フランとメルロのブレンドを初リリース。
ヴィンテージ: 2019年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: メルロ53%
ブレンド品種: カベルネ・フラン47%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ノーザン・ソノマ/ Northern Sonoma
ネステッドAVA、他: ナイツ・ヴァレー/ Knights Valley
畑: ラ・メケラ ヴィンヤード/ La Mekerra Vineyard
備考: 97P JEBDUNNUCK.com December,2021 by Jeb Dunnuck
ワインメーカー: フィリップ・メルカ/ Philippe Melka
熟成: 仏産樽にて19か月熟成(新樽比率85%)
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.8%