このワインがまだ樽の中にある段階で、チャールズは人々に試飲させました。
その際、口々に「This is beautiful(これは美しい)」とのコメントが寄せられました。
その言葉がそのまま名前として定着し、このワインは今でも美しく、複雑で、時を超えた魅力を持ち続けています。
このワインは、チャールズが手がける中で唯一、少量のヴィオニエをシラーと共に混醸発酵させたもので、その結果、よりセクシーで魅惑的、そして驚くほど美しい仕上がりとなっています。
チャールズ・スミスによるテイスティングノート実に見事だ。
おおらかで優美、そしてダイナミック。
ブラックチェリー、ブルーベリー、グレープフルーツの皮、ブラックオリーブの香りが奥へ奥へと誘い、深みのあるダークローズ、ドライハーブ、紅茶に砕石のニュアンスがアクセントを添える。
このワインが与えてくれるこの品種の圧倒的な魅力について、じっくりと考えてみよう。
パワーライン・エステート・ヴィンヤード(100%) ワラワラの町の南、ブルーマウンテンズの麓の標高360mにある12haの自社畑。
2012年に植樹された。
砂と小石の堆積した下層土を覆う丸石の水捌けのよい土壌で、しっかりと根を深く張ることができる。
丸石は太古ブルーマウンテンズから川によって運ばれ、川底に堆積した。
丸石の下にある砂とシルトの深い土壌がブドウに純粋さをもたらし、標高の高い場所が酸をしっかりと保持させ、アルコールを抑えてバランスの見事な複雑味をワインにもたらしている。
2020年ヴィンテージは、ワシントン州の歴史上、最高のヴィンテージになるかもしれません。
生育期間が長く、温暖であったため、果実が均一に熟すことができ、素晴らしい出来栄えでした。
ワインに集中力があり、リッチで複雑、そして生き生きとしています。
赤ワインは控えめでエレガントでありながら力強く、驚くほどの緊張感とバランスを備えています。
白ワインとロゼワインは素晴らしくリッチな味わいですが、ワインを完成させるのに十分な酸とのバランスがとれています。
これらのワインがどのように進化していくのか、私たちはとても楽しみにしています!チャールズ スミスのワールドワインの舞台での展開はまさに驚くべきものでした。
オーナー兼ワインメーカーのチャールズ スミスはワラ ワラに移り住んで、僅かな資金でK ヴィントナーズをスタートする前は11年間ヨーロッパでロックンロール・バンドのマネージャーをしていました。
チャールズのワインは彼のロックンロールのルーツにある興奮を放出していますが、真摯な品質と価値観がワインづくりの基盤となっています。
チャールズは異なったラベルのいくつかのブランドをつくっています:チャールズ スミス ワインズはほとんどが買ったその日に飲まれるようにつくられており、飲み易い、手頃な価格、高品質の三拍子揃っています。
チャールズはまたオリジナルのK ヴィントナーズのラベルでアメリカで最も興味をかき立て高い評価を得ているシラーをつくっています。
K ヴィントナーズのワインは違いの分かるコニサーにアピールするよう極少量つくられています。
過去10年間でチャールズ スミス ワインズとK ヴィントナーズのワインはアメリカを代表するワイン・アドヴォケイト、ワイン・スペクテーターとワイン・エンスージアストで95点以上を66アイテム、90点以上を300アイテム以上獲得しています。