樹齢約40年のオールドヴァインのブドウを使ったシュナン・ブラン。
セントラル・コーストで1970年代に植えられた古木のシュナン・ブランを使用。
キャット・キャニオン(有機栽培)、ジュラシックパーク(サステナブル農法)、シェルクリーク(有機栽培)のブドウを使用。
ブドウは全て収穫され、ワイナリーに運ばれてすぐにプレスされ、自然酵母で発酵される。1000Lのジャーマン・オーク・フューダー樽とニュートラル・アカシア樽を使用し、シュール・リーで発酵。
サステナブル/野生酵母/ヴィーガン/添加物なし/SO2は最低限添加
マイヤーレモンやかりん、ライムの皮など爽やかなアロマに微かなカモミールのアクセント。アカシアやオーク樽の熟成による豊かな深みと牡蠣の貝殻を思わせるミネラル感が絶妙に交わる。
フィールドレコーディングスはアンドリュー・ジョーンズが自らの足で歩き、出会った畑や人々をワインという形で残した記録です。
得意なアメリカンフットボールで奨学金を受け大学に進学したジョーンズは農業経営学を専攻し、ブドウ栽培に出会います。ブドウ栽培にすっかり虜になったジョーンズはソノマコーストのガロでインターンとして勤め、本人曰く“すっかりはまった!”そうです。その後ブドウの苗木栽培所でアルバイトをしながら大学を卒業し、その後もそこで働き続けました。
仕事でカリフォルニア中を訪れ、特にセントラル・コーストやサン・ホワキン・ヴァレーの生産者を訪問するうち、毎年数百万の新しい苗木が植えられる中で自分用のワインができるほどのブドウを分けてもらうようになりました。こうして畑やブドウの品質を見極める目を養い、ワイン造りをする技術を身に着けていくうちに、知名度はなくともダイヤモンドの原石のように素晴らしいブドウに出会うようになり、そのブドウを使い高品質なワインを造り始めました。すべての畑、すべてのワインにはそれぞれのストーリーがあります。“フィールド・レコーディングス”は単一畑のブドウを使用しており、その土地やテロワールをワインとして記録したものです。いくつかの畑のブドウをブレンドして造ったものは、“ワンダーウォール”としてその大きなポテンシャルをボトルに詰め込みました。
地域や畑の知名度にとらわれず、ブドウの品質にこだわり探し求める彼の目にかなったブドウで造られるワイン達は個々の個性を持ち、それぞれ品種や生産地が異なっていてもどれもが一定の品質基準を保ち、ブドウのクオリティを実感させられる造りです。