創立1992年から少量のシャルドネを造っています(ワインメーカーのスティーブ・ドナーはカレラで素晴らしいシャルドネを造っていました)。2018VTGより海外輸出出来るまで新しい区画のシャルドネの樹齢が上がり新リリースとなりました。畑はルイーズのオリジナルの区画、ポール・ゲリーの新しい区画、近隣の志を同じくする畑のブレンド。樽を効かせ、マロラクティック醗酵を完全に終えた滑らかでしっかりしたスタイル。
クリストムでは創立1992年からシャルドネを造っており、シャルドネ造りには精通しています(ワインメーカーのスティーブ・ドナーはカレラで素晴らしいシャルドネを造っていました)。
今でもシングル・ヴィンヤードのルイーズの一区画にはシャルドネが植わっており、スティーブ・ドナーの祖母の名前を付けた「ジャーメイン」が2樽造られおり、セラードアでのみ販売しています。
オレゴンでは赤はピノ・ノワール、白はピノ・グリが一般的でしたが、シャルドネのポテンシャルはあるとされながらも、そのスタイルを模索する中でピノ・グリのスタイルに寄った、ノンオークのシャルドネが多く造られていました。
クリストムのシャルドネは、しっかりと樽を効かせ、マロラクティック醗酵を完全に終えた滑らかでがっしりしたスタイルです。
オリジナルのルイーズの区画と、新しいポール・ゲリーの区画(植樹2012年)と、近隣のエオラ-アミティ・ヒルズのこだわった造り手のいくつかの畑をブレンドしています。
テクニカル情報
醸造:除梗をせずに優しくプレスし、えぐみを出さない。
天然酵母発酵、仏産樽(225リットルと500リットル)で発酵・熟成(新樽24%) 11ヶ月熟成樽熟成(100%マロラクティック発酵を行う)、その後5か月はステンレスタンクでシュール・リー熟成。
テイスティング・コメント
滑らかで厚みのある口当たり。
繊細できめ細やかな酸が心地よく、和梨(酸が強く硬い)やマイヤーレモンの皮(レモンとオレンジの交配)の様な落ち着いた香り、過熟でない引き締まった酒質の中に凝縮したコアの部分が存在する。
樽のニュアンスはリッチさを出しながら、ワインの中に綺麗に溶け込んでいる。
爽快な余韻が印象的。
オレゴンのシャルドネを代表するワインとなっていくだろう。
畑情報
自社畑約15%(ポール・ゲリー、アイリーン、ルイーズ)と近隣のセレクトした秀逸な6つの畑をブレンド。
ヴォン・オルセン40%、エオラ・スプリングス23%、ル・ローヤー13%、セブン・スプリングス5%、スティリング4%
ヴィンテージ: 2021年
容量: 750ml
タイプ: 白ワイン
味わい: ミディアム・ボディ
主要品種: シャルドネ100%
原産国名: アメリカ
地方名: オレゴン
AVA: エオラ-アミティ・ヒルズ/ Eola-Amity Hills
畑: 自社畑約15%と近隣のセレクトした秀逸な6つの畑
ワインメーカー: スティーブ・ドナー/ Steve Doerner
醸造: 天然酵母発酵、仏産樽(225リットルと500リットル)にて醗酵・熟成
熟成: 樽熟成11か月、ステンレスタンクにて5が月間シュール・リー醗酵
キャップ: コルク
アルコール度数: 13.0%
JAN: 851573001679