このワインは私たちの自社畑らしい生き生きとしながら複雑味を持つクラシックなブドウの特徴をしっかりと捉えています。
私たちは上質なシャルドネを作ることに専念しており、丁寧にどんな細かい事も見落とさないようにしています。
畑では、各ブロックに合った理想的なクローン植え付け、最適な熟度とバランスのために収量を管理、何よりもチームの献身的な仕事が成功の鍵となっています。
このワインは自社開発のチョークヒル・シャルドネ・クローン97を含む合計9つのクローンを使用しています。
シャルドネはワインメーカーの腕が活きるブドウであり、野生酵母による発酵、厳選されたフレンチオークの樽での熟成、頻繁な澱の攪拌によって、ワインメーカー自身のスタイルが表れます。
手間のかかるワインですが、その労力と注意に見合うだけの価値が得られることは間違いありません。
2022年のエステート・シャルドネはクリーミーでリッチ、そしてエレガントで、焼いたパン、洋ナシ、ヘーゼルナッツ、トーストしたマシュマロの複雑な香りと風味を持っています。
ふくよかな口当たりと 絶妙な長い余韻で知られる、熟成に耐える類まれな品質のワインです。
2022年ヴィンテージもまた暖かく、ペースの速い年でした。
暖かい気温は夏まで続き、完熟したフレッシュな酸と美しくバランスの取れた果実味の舞台を整えました。
1972年設立のチョークヒルはソノマカウンティのロシアンリヴァー・ヴァレー内のチョークヒルAVAで唯一の100%エステート・ワイナリーです。
ワイナリーを囲む自社畑はユニークな地形、気候そして地質的にも非常に多様性に富んでいます。
ここは冷涼なロシアン・リヴァーと温暖なアレクサンダー・ヴァレーの間に位置し、両方の利点を生かすのに最適ですのでワールドクラスのブルゴーニュとボルドー品種を赤白両方の栽培が可能です。
表土の下にはチョーク色の火山灰の層があり、これがチョークヒルAVAの名前の由来となっています。
またチョークヒルは、カリフォルニアで最大かつ最長のシャルドネのクローン試験を実施しています。
最高の立地とクローン栽培の組み合わせを探求するだけでなく、ワインにさらなるニュアンスと複雑さを求めて、さまざまなクローンセレクションを試しているのです。
この品質への飽くなき探求心がチョーク ヒル エステートのあらゆるブドウ栽培とワイン醸造の判断基準となっています。
ワインメーカーのコートニー・フォーリーは各々のボトルがしっかりと畑のエッセンスを表現するワインづくりをしています。