冷たい霧が流れ込む地区の数か所の畑から葡萄をセレクト 20)はソノマ・コーストにある一つの畑から。21)は二つの畑のブレンド。土壌はゴールドリッジ(昔の海底の砂堆積土壌で非常に水はけが良く葡萄が根を深く伸ばす)仏産樽にて醗酵・熟成11ヶ月/新樽65%。綺麗な酸と、土壌に起因する石を思わせるミネラル感が生き生きと現れ、白い花の香、ライムの皮が弾けたようなシトラス系ニュアンス、口当たりはマイルドでクリーミー、旨味・塩味を感じる。
「シャネルNo.5」のように輝いてほしい
キュヴェ・ナンバー・ファイブとは:アペラシオン・ワインとして造り始めたピノ・ノワール/ラシアン・リヴァー・ヴァレーをキュヴェ・ナンバー・ワンとして、3番目に造ったワインであるが、「シャネルNo.5」のように輝いてほしいと命名。
初リリースは2017VTG、2021VTGは5年目になる。
ヴィンテージ毎の特徴をつかみ、使う区画をセレクトする。
生産量275ケース/年
テクニカル情報
クローン:クローン76、95、124(全てオールド・ウェンテ・セレクション)
醸造:収穫は小さなブロック毎に分け、9月初旬の夜に行った。夜明け前にワイナリーに持ち込まれ、手作業で選果をし、冷たいうちにバドラー・プレス(小型の垂直プレス)で優しく絞り、一晩ステンレスタンクで落ち着かせてから仏産樽にてアルコール発酵、MFL発酵を行い、11か月間樽にて熟成(新樽65%)
テイスティング・コメント
ソノマ・コーストらしい冷たい海の影響を感じさせる綺麗な酸と、土壌に起因する石を思わせるミネラル感が生き生きと現れている。
香りには白桃、ライムの皮、レモン・メレンゲ、砕けた石のような固い鉱物的なミネラルが感じられ、味わいはジューシーな紅玉リンゴやフレッシュなネクタリンのニュアンスがあり、秀逸な酸がきっちりと芯に通り、口当たりはマイルドでクリーミー、旨味・塩味を感じさせる長い余韻。
畑情報
広大なソノマの16のAVAの中でも特に特徴が際立つ「ソノマ・コースト」=冷たい海の影響を受けた濃い霧、塩味が乗った風に吹かれ、秀逸な酸が落ちないエレガントさ、複雑な海洋性土壌に起因する緊張感を持った硬さ・ミネラル感、日中の強い日差しから十分に熟した力強い果実、ソノマ・コーストの海岸の曲がりくねった道を運転し、ふと霧が晴れた時の素晴らしい風景を思い起こすような生き生きとした輝きをキャプチャー(写し取る)したシャルドネを造りたく、特徴ある数か所の冷たい霧が流れ込む地区の畑からの葡萄をセレクトしている。
(ヴィンテージにより変わるが、セパストポル・ヒルズ、グリーン・ヴァレー、ペタルマ・ギャップ、フォート・ロスシーヴューの区画を使う)
2021年はソノマ・コーストの二つの畑から(サン・チェイスとナイトウィング)。
土壌はゴールドリッジ(昔の海底の砂堆積土壌で非常に水はけが良く葡萄が根を深く伸ばす)。
ヴィンテージ: 2021年
容量: 750ml
タイプ: 白ワイン
味わい: ミディアム・ボディ
主要品種: シャルドネ100%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ソノマ・コースト/ Sonoma Coast
ワインメーカー: ビビアナ・ゴンザレス・レーヴ/ Bibiana Gonzalez Rave
醸造: 仏産樽にてアルコール発酵、MLF醗酵
熟成: 仏産樽にて11か月熟成(新樽比率65%)
土壌: ゴールドリッジ
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.1%
JAN: 787790751694