ボルドーに例えると左岸、Ch.ラトゥールの力強さと複雑さを持つ。
ラテン語で「とてもたくさん」の意味を様々な要素を持つこのワイン名とした。スプリング・マウンテンの壮大なスロープにある火山性岩盤の急斜面の畑。初ヴィンテージは2003年。高い標高と西日が当たらない北東向き斜面から山カベ特有の力強いタンニンとスパイス、土のニュアンスが現れる。黒系果実が口中を跳ね回るような活力があり、口中をコーティングする切れ目のないソフト舌ざわりから、芯に力強さを秘めた堅固なタンニン広がり長い余韻へと導いていく。
“プルリバス/ Pluribus”
名前はラテン語の「とてもたくさん」という意味からとられ、太陽、土壌、気候、ワイン作りに携わりワインを進化させるチーム・メンバーと様々な要素を持つ素晴らしいワインであることを表現する為に命名。
初ヴィンテージは2003年。
収穫時に選果選別を厳正に行うことで、この小さな畑から最高品質の葡萄が生み出される。
高い標高と北東向斜面の畑から山カベ特有の力強いタンニンと樹脂(松脂)、スパイス、土壌のニュアンスが現れる。。
ヴィンテージ情報
2018年の温暖で順調な生育期間のおかげで鮮やかなアロマが印象的。開花は非常に良好で例年より多い収量が期待出来た。10月初旬収穫のタイミングを見る為に葡萄を食すとどの区画でも均一に良く熟しており、たった三日間で全ての区画の素晴らしい葡萄を収穫。
テイスティング・コメント
プルリバスはナパ・ヴァレーを見下ろす西側急斜面にある為(西日は当たらない)、ヴィンテージの個性を良く表す。2018年は森林のニュアンスがアロマにとても良く現れ、ダークベリー、樹脂、土っぽさを含む若々しいエネルギーとソフトでしなやかなタンニンが共存する。まるでワインの若さと葡萄の樹の成熟具合の両方を感じ取れるようだ。 ボルドーに例えると左岸、Ch.ラトゥールの力強さと複雑さを持つ。
パーカーポイント 97-100 Wine Advocate Jan.2021 by Lisa Perrotti-Brown
畑情報
プルリバスの畑は2.8ha、標高347-404m、針葉樹林に囲まれた北、東、北東向きの急斜面に分かれる。
火山灰堆積土壌。
ナパ・ヴァレーの北西スプリング・マウンテンの壮大なスロープに位置し、5つの畑の中で標高が一番高い為、収穫はいつもプルリバスが最後となる。
ヴィンテージ: 2018年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: フル・ボディ
主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
備考: Wine Advocate Jan. 2021 by Lisa Perrotti-Brown
ワインメーカー: コーリー・エンプティング/ Cory Empting
評価: 90P以上
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.5%
JAN: 無し