この伝統的なフランスの品種は、その強いアロマと複雑な風味の特徴から、しばしばブレンドに使用されます。
ボーグルのヴィオニエは、クラークスバーグのワイナリーと一部の国際市場でのみ販売されています。
このヴィオニエは、100%ステンレス・タンクで発酵させることにより、その凝縮した特徴が保たれています。
アジアの梨と爽やかな柑橘類の魅力的な香りで幕を開け、デリケートな花のニュアンスがアクセントを添えます。
生き生きとしたミディアムボディは、瑞々しいマンゴーと力強いカリンの香りが複雑に織り成され、熟したバナナを思わせる絹のようなテクスチャーによってさらに引き立てられています。
シトラスの花が酸味のパンチを与え、マイヤーレモンの爽やかな刺激が口中を活気づけます。
輝きのある華やかさにもかかわらずこのワインの粘性は長く、記憶に残る印象を与えます。
アメリカ国内で知らない人はいない程人気のボーグルは6世代にわたってカリフォルニア州サクラメント近郊のクラークスバーグで農業を営んできました。
3代目がこの地で初めてワイン用のブドウとしてシュナンブランとプティ・シラーを植えてから50年以上。
一族の勤勉さ、誠実さ、献身さは6代目までしっかりと受け継がれアメリカを代表するワイナリーへと大きく成長しました。
どんなに大きくなっても、そのワイン栽培への強い熱意と品質は変わらず家族全員の手で素晴らしいワインを生み出しています。
どの品種を飲んでも必ず美味しいと日本でもファンが多いのは彼らが先代からの意志を守り続けている証明です。
そして今、彼らの新しい仕事は、「今後次の6世代が同じ場所で生活し続けるために、大地と環境を守り続ける事。
」と定め自社畑のみならずカリフォルニア全土にある契約畑のサステイナブル農業への転換をサポートしています。