毎年変わるニックネーム2020年は「ハインドサイト」意味は「温故知新」過去から学び新しきを得る=故ジム・クレンデネンの偉業を娘イザベル&息子ノックスが将来へ引き継いでいくという意味。イザベルが命名。ビエン・ナシード90%と自社畑ル ボン クリマ10%を使用。フランソワ・フレールの樽発酵・樽熟成(100%新樽)、18ヶ月熟成(12ヶ月で一度澱引き)、100%マロラクティック醗酵を終わらせる。
“ハインドサイト”
ニュイ・ブランシュには年ごとにニックネームが付きます。
2020年は「ハインドサイト」日本語の意味は温故知新。
「古きを知って、新しきを鑑みる=故ジム・クレンデネンの偉業と考え方を大切にし、これからの将来を見据えていく」。
長女イザベルと長男ノックスがワイナリーに入り、盤石のチームと共にこれからのオー・ボン・クリマを担っていくという決意表明も込めたニックネームとなった。
父・ジム・クレンデネンが付け始めたユーモアと自信溢れるニックネームはジム亡き後も第二世代に引き継がれていきます。
フランソワ・フレールの樽で、100%樽醗酵+100%熟成+新樽100%で醸造しても重くならず生き生きとした特別なワイン。かってカリフォルニアのシャルドネの代名詞とも言われた樽香たっぷりのワインが高いパーカー・ポイントを取ることに対して、アンチテーゼ=反対・対立を唱えることから始まったワイン。 (1996年VTG初リリース)
テクニカル情報
良く選果をし、フランソワ・フレール(仏産)の新樽100%でオー・ボン・クリマの他のシャルドネより長い樽熟成(18か月)を行い、人口的な清澄、フィルター無しに瓶詰。
テイスティング・コメント
まさにスターのような輝き、豊かで質感がありながら、細部にまでこだわった印象的なワイン。
レモンの砂糖漬け、パイナップル、ミントなどの要素と、樽熟成からくる厚みが共鳴する。
愛らしいアンズ、ラベンダー、キャラメルのアロマに加え、レモン・ライムの新鮮さとクローブのスパイシーさ、ハネデュー・メロンやバニラのニュアンスのまろやかさを持つ。
決して樽香がたっぷりのワインではなく、樽のニュアンスが溶け込み、秀逸な酸が際立つ。
瓶熟することにより更なる滑らかさが加わり、10年後も楽しみなワイン。
畑情報
90%ビエン・ナシード・ヴィンヤードからの葡萄を使用。
1970年代初めに植樹されたKブロックを使い、クローンはすべてUCデイヴィスのクローン4を使用。
通常果実が熟すにしたがい、糖度が上がり、酸が落ちるが、このクローンはサンタ・マリア・ヴァレーの冷涼な気候の中で、徐々に熟しながら糖度を上げる為、酸が落ちる傾向を抑えPHを低く抑えることができる。
PHが低いシャルドネは長く熟成させることができ、樽とのまとまりもよく、食事ともよく合う。
残り10%はル・ボン・クリマ・ヴィンヤードから。ディジョン・クローン76& 96。
収量は非常に少なく、早く熟すクローンの為、ビエン・ナシードの約1か月前に収穫。
低い糖度でも完熟するのが特徴。
ヴィンテージ: 2020年
容量: 750ml
タイプ: 白ワイン
味わい: ミディアム・ボディ
主要品種: シャルドネ100%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: サンタ・バーバラ・カウンティ
ネステッドAVA、他: サンタ・マリア・ヴァレー
畑: ビエン・ナシード / Bien Nacido 90%、ル・ボン・クリマ / Le Bon Climat 10%
ワインメーカー: ジム・エーデルマン / Jim Adelman
キャップ: コルク
アルコール度数: 13.5%
JAN: 850755000264