このワインは100%アメリカワインです。
50%がワシントン州コロンビア・ヴァレー、50%がカリフォルニア産。
ワシントン州の畑はコロンビア・ヴァレーのレッド・マウンテンの端に位置しており、この太陽の光が降り注ぐ気候は、ニューワールドのジューシーで熟したフレーバーとオールドワールドのストラクチャーとフィネスの両方をもたらします。
ワシントン州産の果実を果粒ごと発酵させ、35日間果皮浸漬させる事によりワインに驚くべき濃厚さとしっかりとした骨格を与えます。
カリフォルニアの畑は、デルタ地帯の端にあるロダイ西側の古樹で熟した果実味と自然な酸味、複雑さを持ったブドウが育ちます。
伝統的な発酵を経て、一部のオークで熟成させたカリフォルニアブドウのワインは、かなり柔らかく、甘美な味わいです。
その結果、リッチで柔らかなカリフォルニアのワインと、ダークで陰鬱で骨格のあるワシントン州産のワインのブレンドが出来るのです。
オリジナリティが強く、どちらか一方のワイン単体よりも複雑さを増したゴージャスなブレンドが生まれました。
THE BIG IDEAビーラー・ファミリーのボーン・トゥ・ランは、チャールズの20年の集大成とも言える作品です。
彼が10年以上ワインを造り続けてきた2つの州のワインを、彼の原点となるストーリーと伝統に沿ってブレンドしています。
チ ャールズは、ワシントンワインの黒い果実味と骨格が、カリフォルニアの柔らかくみずみずしい赤い果実味の特徴によく合うといつも言っています。
州をまたいだブレンドが品質の高い方法で行われることはめったにありませんが、チャールズはそれを躊躇しません。
THE BIELER FAMILY22歳の時、チャールズ・ビーラーは学校を中退し、1965年製のキャデラック・デビルをピンク色に塗り替え、何の知識もなかったワイン業界に直行しました。
2年間、彼はキャディと共に生活し、国中を巡り、父親のロゼを売って暮らしました。
それから20年以上が経ちましたが、今でも彼は同じ情熱と活力で走り続けています。
Born to Runは、彼の旅の集大成なのです。