マウント・ヴィーダーAVAの南端うねるような丘陵にある自社畑。シャルドネに最適な粘土質を含む土壌が主体 標高200-300m冷たい霧が入ってくるが風も強く、日中の日照は十分。仏産樽発酵・熟成14ヶ月熟成(新樽率67%)ライムのフレッシュさ、牡蠣殻のニュアンス、エレガントな酸。樽からくるブリオッシュのような香ばしさが印象的。堅牢なボディとカチッとした骨格が備わり、スケール感のある格上のシャルドネ 生産量226ケース マグナムボトルはエッチング、裏にはDancing Maidens「踊る女神」が描かれている
ヴィンテージ情報
2021VTGはナパ・ヴァレーでもソノマでもボルドー品種に取ってとても良年となった。
冬にたっぷりと雨が降ったものの、生育期間は乾燥が続いた。
前年に比べて葡萄の樹に活力を与えようと厳しい収量制限を行わず3t/?を目指した。
ウェンテ・クローンは小粒で凝縮。
ロバート・ヤングは生き生きとストレスなく良い葡萄となった。
8月30日に収穫を開始し、健康で秀逸な酸を有する葡萄となった。
生産量320ケース
テクニカル情報
醸造:仏産樽(ルイ・ラトゥール、フランソワ・フレール)にて発酵・熟成14ヶ月熟成(新樽比率67%)
テイスティング・コメント
前年に比べて生産量は倍となったが、それは葡萄的にも味わい的に十分に満足が行く仕上がりとなった。ボルドー赤が好きな方に好まれる凝縮感のあるシャルドネであり、湾に近いということは涼しいだけでなく、海からの影響が反映され「塩味と牡蠣の貝殻のニュアンス」が現れている。カリフォルニアらしい濃厚な果実とシトラスのフレッシュさも加わる。ルイ・ラトゥールの樽からくるブリオッシュのような香ばしさが印象的。スケール感のある格上のシャルドネに仕上がっている。
生産量320ケース
畑情報
マウント・ヴィーダー・エステート
AVAの南端うねるような丘陵にある自社畑。3つの区画に分かれ、シャルドネに最適な粘土質を含む土壌が主体。標高200~300m冷たい霧がちょうど入ってくるが風も強く、日中の日照は十分。クローンはウエンテ、モンラッシェ(ソノマ・オキシデンタルにあるティエリオ・ヴィンヤードから移植)、ロバート・ヤング。
ヴィンテージ: 2021年
容量: 750ml
タイプ: 白ワイン
味わい: ミディアム・ボディ
主要品種: シャルドネ100%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
畑: マウント・ヴィーダー・エステート/ Mount Veeder Estate
ワインメーカー: トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown
醸造: 仏産樽にて醗酵・14か月熟成(新樽比率67%)
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.5%