2021 年のセブン・スプリングスのピノ・ノワールは飲んでいてワクワクするワインです。
とてもピュアでエレガントです。
鮮明な赤果実とバラの花ビラ、茶葉、森林のアロマがあります。
口に含むと生き生きとしていて、しっかりと感じられるタンニンと酸がバランス良く余韻に残ります。
2021 はセブン・スプリングスにとって、質と量が共に素晴らしいヴィンテージでした。
色が濃くしっかりとした酸があり、フレッシュなワインに仕上がりました。
2021 年のセブン・スプリングスのピノ・ノワールのブドウは、ほとんどが高樹齢で自根のブドウです。
1982年に植樹されたポマール・クローンで、鉄分を多く含む火山性のJory 土壌です。
灌漑は一切行わずに栽培され、収穫と選果は全て手作業で行われます。
ほぼ100% 除梗を行いました。
発酵中にパンプオーバーやパンチダウンは一切行いませんでした。
バリック旧樽で7 ヶ月間熟成し、無濾過・無清澄で瓶詰めをしました。
「イヴニング・ランド」は探求し続ける完璧な庭のシンボルです。
ギリシャ神話の時代から現代まで、イヴニング・ランドは必然的にアメリカの西海岸に導く、アドベンチャーとロマンスを伴った同義語です。
オレゴンのウィラメット・ヴァレーのエオラ・アミティ・ヒルズにあるセブン・スプリングス・ヴィンヤードの 80 エーカー(32ha)の畑にはピノ・ノワールとシャルドネ、ガメイ・ノワールが栽培されています。
イヴニング・ランドが全てを所有するこのヴィンヤードは、オレゴン州屈指のブドウ畑として知られ、米国の Food&Wine 誌によって、アメリカを代表する畑のトップ 10 に選ばれています。
また、ワイン・アドヴォケート誌にも「オレゴンで最も優れた畑の一つであり、毎年安定したクオリティのブドウが実る畑」とされている、特別な畑です。
東向きの斜面にあるセブン・スプリングスは 1983 年から植樹が始まり、土壌はオレゴンの典型的な火山性の赤土です。
若樹と古樹の比率のバランスがとても良く、様々なミクロクライメートを持つ区画からは多種多様なブドウが収穫されます。
バイオダイナミックで栽培を行うセブン・スプリングスの自社畑から完全なエステート・ワインを生産します。
イヴニング・ランドの設立当初は、ブルゴーニュ・ミュルソーの偉大な造り手であり、世界の白ワイン生産者 TOP 5の一つとも言われる「コント ・ ラフォン(Comtes Lafon)」 のドミニク ・ ラフォンが初めて海外でワイン作りに携わったプロジェクトとして知れ渡りました。
現在では、カリフォルニアのサンタ・リタ・ヒルズの人気ワイナリー「ドメーヌ・ド・ラ・コート」を率いるアントレプレナーとしても知られるラジャ・パー氏と、敏腕ワインメーカーのサシ・ムーアマン氏がイヴニング・ランドの経営と醸造を担当します。
彼らの影響で、ワインは限りなくヨーロッパに近いスタイルになり、今、オレゴンで最も注目されているワイナリーと言っても過言ではありません。