単一畑のソーヴィニヨンブランをスキンコンタクトでオレンジワインへ。シュール・リーで6ヶ月樽熟成。完全無添加、サン・スフル。
ミラーロードにある自社畑は、ニュージーランドでも最高級とされる畑の1つ、テ・マタのコールレーンに近接し、土壌や斜面、方角などの面で類似しています。ニュージーランドのブドウ畑の90%以上は、砂利が堆積した土壌の平らな土地にあるのに対し、当エステートのある場所とその土壌は、ニュージーランド産としては際立った個性を持つワインを生み出します。
当エステートは、最大30度の斜面を持つ北面した丘の中腹に位置し、ブドウ栽培には最適な場所です。火山の影響を受けて石灰を豊富に含む粘土質の土壌は、キッドナッパーズ地域独特の砂岩と炭素質泥岩を覆う、マタピロ砂壌土に分類されます。
畑の東側の区画から手摘みで収穫されたブドウを使用していますが、この区画は土壌が軽く、風にさらされ、収量は少なくも、果実が小さく、凝縮したブドウが獲れます。圧搾せずに除梗し、土着酵母を用いて低温で発酵させます。発酵はスキンコンタクトで9日間行い、その後、酸化を最小限に抑えるために皮を取り除き発酵を終えます。テクスチャーを得るために、ニュートラルオークで6ヶ月間シュールリー熟成。無濾過、無清澄、SO2を含む添加物は一切ゼロで瓶詰めされます。完全マロラクティック発酵。
この地の特徴であるスモーキーさやスパイシーな香り、皮膜と澱との接触で生まれるリッチなテクスチャーを兼ね備える。ドライでフルボディ、丸みのある口当たり。酸味とフェノール類がテクスチャー、グリップ、フレッシュさを与え、バランスが良い。弾けるような若々しさで始まり、追って深みや複雑性が現れる。長い余韻にマイルドなコリアンダーシードとカルダモン、そしてアニスが見え隠れする。
プロフィール
スーパーナチュラルワインカンパニー(SupernaturalWineCo.)は、ニュージーランドの北島ホークスベイにあり、北向きの斜面に所有する畑から、オーガニック認定を受けた醸造で、SO2添加を最小限に抑えた白ワインや、スキンコンタクトの多い白ワインを造っています。スーパーナチュラルワインカンパニーは、2015年3月にBioGroNewZealand(www.biogro.co.nz)のオーガニック認証を取得し、2015年ヴィンテージよりバイオダイナミック農法を開始しました。
私達のフィロソフィーは素晴らしいテロワールと伝統的な製造プロセスに支えられており、全てのワインをできる限り自然な状態で、この土地のテロワールに根ざしたワイン造りを目標としています。発酵には自社畑から採取した土着酵母を使用し、瓶詰め前の必要最少限のSO2以外、ワインには一切の添加物を加えていません。当ワイナリーではファイニングを行っておらず、2015年のスキンコンタクトワインはフィルトレーションもしていません。クリーンでダイレクトな方法により、薫り高く辛口の白ワイン造りにフォーカスしています。
地域
ホークスベイはニュージーランドの最も歴史の長いワイン生産地域で、国内2番目の規模を誇ります。ホークスベイの海洋性気候はフランスのボルドーと似ていますが、より涼しく、フレッシュなソーヴィニヨンブランのスタイルを育み、さまざまな食事とのマリアージュの可能性も広がります。
エステート
ミラーロードにある自社畑は、ニュージーランドでも最高級とされる畑の1つ、テ・マタのコールレーンに近接し、土壌や斜面、方角などの面で類似しています。ニュージーランドのブドウ畑の90%以上は、砂利が堆積した土壌の平らな土地にあるのに対し、当エステートのある場所とその土壌は、ニュージーランド産としては際立った個性を持つワインを生み出します。
当エステートは、最大30度の斜面を持つ北面した丘の中腹に位置し、ブドウ栽培には最適な場所です。火山の影響を受けて石灰を豊富に含む粘土質の土壌は、キッドナッパーズ地域独特の砂岩と炭素質泥岩を覆う、マタピロ砂壌土に分類されます。
ミラーロードの土地は19.4ヘクタールあり、そのうち8.9ヘクタールでブドウ栽培を行っています。8.0ヘクタールがソーヴィニヨン・ブラン(18,000本)、0.9ヘクタールがピノグリ(1,800本)です。それぞれ2004年と2005年に植樹されました。
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