私たちの物語は、1971年に両親のスーザン・ソーコルとビル・ブロッサーが、オレゴン州のダンディ・ヒルズに初めてブドウの木を植えたことから始まりました。
2代目ワイン生産者として私たちは、サステイナブルな方法で、”丘陵地のブドウ畑の特徴を表現した世界クラスのワインを造る。
” という家族のレガシーに情熱を持って取り組んでいます。
- アレックス&アリソン・ソーコル・ブロッサー 明るい果実味を持つ軽やかでフローラルな 香りが特徴的です。
口に含むとダークチェリー、ザクロ、ルバーブのニュアンスがあります。
チキン・マルサラやペッパー・ステーキなどの定番料理と相性が良いワインです。
2018年の春は、過去10年間の平均よりも暖かく、かなり乾燥していました。
4月中旬に芽吹き、6月上旬に開花しました。
春の天候は、開花に大きく影響するため非常に重要です。
6月初旬にはダンディ・ヒルズに巨大な雹の嵐が吹き荒れましたが、幸運にもソーコル・ブロッサーのブドウには何の影響もありませんでした。
夏は巨大な炉のように始まりました。
7月は暑い月で、32度以上の日が続きました。
このまま暑さが続くのかと思いきや、8月に入ってからは穏やかな天気となりました。
9月はさらに涼しくなったため、ブドウのハングタイムは長くなり、結果的に糖度が上がりすぎず熟した果実となりました。
2018年は2012年以来、最も冷涼な栽培シーズンであり、ベストヴィンテージになると確信しています。
このブロックのブドウは、9月18日から22日にかけて丁寧に手摘みで収穫され、プロセス全体を通して3つのセクションで分けられた別々に管理しました。
その後、手作業で房を選別し、欠陥のある房を取り除き、100%除梗して発酵槽に直接入れました。
ワインは野生酵母で発酵させ、25日以上果皮とともに過ごし、ポンプオーバーとパンチダウンの組み合わせでキャップ管理を行っています。
プレスした後、ワインはフレンチオーク樽(新樽17%)で18ヶ月間熟成。
最後に発酵と熟成の間、別々に管理されていた3つのセクションをブレンドし、24の樽を選んで2018年のビッグ・ツリー・ブロックが誕生しました。
ソーコル・ブロッサーが最初にブドウ樹を植えた1971年はオレゴン州ではまだワイン産業はほとんど存在していない状態でした。
今日ではワイナリーの数は900を越え、ブドウ畑も15,998ヘクタールに増えて世界中どこでもオレゴンワインを楽しむことができるようになりました。
ソーコル・ブロッサーはオレゴン州でワインづくりが始まって以来、環境に優しいブドウ栽培とビジネスに於いて指導者的役割を担ってきた家族経営のワイナリーです。
ソーコル・ブロッサーは環境と健康に配慮し、丘の中腹にある自社畑の特色ある風味を表現したワールド・クラスのワインづくりに全力を注いでいます。
このワールド・クラスの品質へのこだわりと環境重視がソーコル・ブロッサーのコア・バリューとなっており、オーガニック農業を行うだけではなく環境にも働く人にも優しいワインづくりを行っています。
この取り組みはワイナリー創業時から取り組んでおり2005年秋には名誉ある米国農務省の正式なオーガニック証明書を受けました。