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Rudd Estate

Rudd Estate CROSSROADS by RUDD Cabernet Sauvignon Oakville Estate 2019

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赤ワインの自社畑はオークヴィルの東側、銘醸畑が集まるほぼ真ん中に位置する。スクリーミング・イーグル、ボンドのセント・エデン、ダラ・ヴァレ、ピーター・マイケルのオー・パラディ、ジョゼフ・フェルプスのバッカスなど。3つの違った土壌から多様性のある葡萄となる。オーガニック栽培。数種の醗酵槽と使い、仏産樽約2年熟成(新樽率50%) 鉄分を多く含んだ赤土土壌の個性がワインの味わいにも現れフルボディ、凝縮感のあるタンニン。

ラッドから「クロスローズ」ブランドが新しくリニューアル

ラッド・エステートは創業者・故レスリー・ラッド氏が1996年にオークヴィルの国道より東側のオークヴィル・クロスロードとシルヴァラード・トレイルが交差するナパ・ヴァレーでも特級のワイナリーが結集する地区に自社畑を購入。

ボルドーのシャトー・オー・ブリオンを目標に、素晴らしいテロワールと名立たるワインメーカーのバトンリレーにより高い評価を受けてきました。

ワインは自社畑のみから造られ、赤ワインは銘醸地オークヴィルから、白ワインはオークヴィルの西側山麗マウント・ヴィーダーに自社畑を持ち、オーガニック栽培を行っています。

2015年にシャトー・マルゴーのインターンを終え、ワイナリーに戻ったレスリーの娘サマンサが、父レスリーの情熱と宝物である自社畑のワインを継承し、新たな息吹を新しいチームと共に吹き込んでいます。

サマンサの新しい取り組みの一つは、今までラッド・ブランドの3つのワイン(白1、赤2)をセレクトした以外の葡萄は、全て売却されていましたが、シャトー・マルゴーのパヴィオン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴーにならい、セカンド・セレクションから「クロスローズ」ブランドにて赤・白ワインをリリースします。

数代前のワインメーカーによりクロスローズのワインは造られていましたが、まったく新しいものとしてラベルもリニューアルしました。

クロスローズは全て自社畑の葡萄のみから造られ、醸造もラッドと全く同じ、ブレンド・セレクション時に分けられ、追加熟成・瓶詰めされます。

ヴィンテージ情報

素晴らしかった2018VTG後どうなるかと心配したが2019年は再び素晴らしいい年となった。

冬にはたっぷりと雨が降り、穏やかな春から夏、数度の熱波が来たものの、夏の終盤は涼しくなり、葡萄はゆっくりと成熟し、長い生育期間を持つことができた。

9月25日から収穫が始まり、10月の後半まで区画毎の個性に従った収穫タイミングを待ち、素晴らしい色合いと力強さ、豊かなタンニンが得られた。

テクニカル情報

土壌・葡萄の個性に合わせた形の違うステンレスタンク、自社畑の岩を砕いで混ぜたコンクリートタンク、小樽醗酵(225リットル~500リットル、葡萄の撹拌を回転させて行う)など、数種類の醗酵槽を使い分ける。

熟成は仏産数年使いの樽54%、仏産新樽46%約22か月熟成。

テイスティング・コメント

鉄分を多く含んだ赤土土壌の個性がワインの味わいにも現れ、土っぽさ、赤味の肉などのオークヴィルのカベルネ・ソーヴィニヨンらしさが葡萄の持つ本来の果実味(ブルベリーやストロベリーのニュアンス)と共に楽しめる。

フルボディ、濃い色合い、凝縮感のあるタンニン。

今直ぐにも楽しめ、熟成も十分に期待できる。

ヴィンテージ: 2019年

容量: 750ml

タイプ: 赤ワイン

味わい: フル・ボディ

主要品種: カベルネ・ソーヴィニヨン85%

ブレンド品種: カベルネ・フラン、マルベック、プティ・ヴェルド少々

原産国名: アメリカ

地方名: カリフォルニア

AVA: ナパ・ヴァレー/ Napa Valley

ネステッドAVA、他: オークヴィル/ Oakville

畑: オークヴィル・エステート/ Oakville Estate

ワインメーカー: ナタリー・バス/ Natalie Bath

醸造: ステンレス・タンク、コンクリート・タンク、小樽など数種類の発酵槽で発酵

熟成: 仏産樽にて22か月熟成(新樽比率46%)

キャップ: コルク

アルコール度数: 14.9%

JAN: 860004052302