ドイツの有名なシュロスグート・ディールのオーナーであり尊敬され続けるワインメーカーのアーミン・ディールと偉大なるドイツワインからインスピレーションを受けて造るワインです。
核果やジャスミンの花、心地よいミネラルの生き生きとした魅力的な香りがグラスから立ち上がります。
白桃、金柑、アプリコットのフレーバーが幾重にも重なり、バランスのとれた自然な酸味が長く満足感のあるフィニッシュへと続きます。
2021年のポエッツ・リープは、セージモアのガマッシュ・ヴィンヤードで栽培された古木のリースリングを使用しています。
1980年代半ばに植樹されたこの場所は、コロンビア・ヴァレーの他の地域よりも涼しい場所です。
ここで栽培されるリースリングは、美しい酸味と魅力的な柑橘系のキャラクターで知られています。
バッカス・ヴィンヤードとヤキマ・ヴァレーのデュブルー・ヴィンヤードのリースリングを少量ブレンドし、完成したワインにミネラルと魅力的な核果のキャラクターを加えています。
2021年ヴィンテージは、低収量と6月下旬から7月上旬にかけての極端な気温の高さが記憶に残るでしょう。
初期の猛暑の後10月までは、日中は暖かく、夜は涼しいという理想的な天候が続きました。
低収量でハングタイムが長かったため、ブドウは生理学的に完全に成熟し、凝縮感と風味のあるバランスのとれたワインが生まれました。
手摘みで収穫した少量のブドウを選別し、苦味が出ないように優しく全房プレスした後、フレッシュな果実の香りとフレーバーを保つために、温度を15℃に下げてステンレスタンクで発酵させました。
発酵が終わった後、ワインメーカーは各ロットを慎重に評価し、最終的なブレンドのために完璧なバランスのワインを作り上げました。
ロング シャドウズは2002年にワシントンワインのヴィジョナリー(先見の明を持った)アレン シュープによって設立されました。
シュープは1984年から2000年までの間シャトー サン ミッシェルの社長兼CEOを務め、世界的に高名なイタリアのピエロ アンティノリ (コル ソラーレ)とドイツのドクター ローゼン (エロイカ リースリング)との国際的なワインづくりのパートナーシップを築きました。
ロング シャドウズはこの成功を礎に世界の主要なワイン産地の偉大なワインメーカーのエリート集団をワシントン州に招き、ワシントン州のコロンビア ヴァレーのブドウ栽培地の素晴らしさを明示するワールドクラスのワインをつくる為に設立されました。
それぞれのワインメーカーはシュープとワイナリー在住のワインメーカージル ニコールと個別にパートナーを組み、個々の典型的で最高品質のワインを各々の醸造法でつくり、独自のボトルに詰められています。