グラスから湧き上がるエキゾチックなアロマ。
それらを味わいへと導くマンゴー、オレンジの果皮とスイカズラ。
しなやかで深みがあり、エレガントで心地よいアプリコット、リンゴの花、スターアニスとほのかなブリオッシュのヒント。
いつまでもずっと続く長い満足のいくフィニッシュ。
これが本物のヴィオニエだ。
パワーライン・ヴィンヤードワラワラの町の南、ブルーマウンテンズの麓の標高360mにある2012年に植樹された12haの自社畑。
砂と小石の堆積した下層土を覆う丸石の水捌けのよい土壌で、しっかりと根を深く張ることができる。
丸石は太古ブルーマウンテンズから川によって運ばれ、川底に堆積した。
丸石の下にある砂とシルトの深い土壌が葡萄に純粋さをもたらし、標高の高い場所が酸をしっかりと保持させ、アルコールを抑えてバランスの見事な複雑味をワインにもたらしている。
2017年は冷涼な春と適度な雨でワインづくりに素晴らしい年であった。
春は葡萄の健康的な生育に理想的であった。
夏は暑さが和らぎ、果房は小さく、ヴェレイゾン(色づき)は秋口にずれ込んだが、一貫して成熟し、酸をしっかりと保持してアルコールが過度に高くなることもなくパーフェクトなタンニンとフレーバーを持ったワインをつくることができた。
2017年は記憶に残るヴィンテージであった。
天然酵母で全房醗酵。
フレンチ・オークのPuncheon(新樽10%)で15ヶ月間シュル・リーをして熟成。
チャールズ スミスのワールドワインの舞台での展開はまさに驚くべきものでした。
オーナー兼ワインメーカーのチャールズ スミスはワラ ワラに移り住んで、僅かな資金でK ヴィントナーズをスタートする前は11年間ヨーロッパでロックンロール・バンドのマネージャーをしていました。
チャールズのワインは彼のロックンロールのルーツにある興奮を放出していますが、真摯な品質と価値観がワインづくりの基盤となっています。
チャールズは異なったラベルのいくつかのブランドをつくっています:チャールズ スミス ワインズはほとんどが買ったその日に飲まれるようにつくられており、飲み易い、手頃な価格、高品質の三拍子揃っています。
チャールズはまたオリジナルのK ヴィントナーズのラベルでアメリカで最も興味をかき立て高い評価を得ているシラーをつくっています。
K ヴィントナーズのワインは違いの分かるコニサーにアピールするよう極少量つくられています。
過去10年間でチャールズ スミス ワインズとK ヴィントナーズのワインはアメリカを代表するワイン・アドヴォケイト、ワイン・スペクテーターとワイン・エンスージアストで95点以上を66アイテム、90点以上を300アイテム以上獲得しています。