ボアズ・ヴューのセカンドとなるB・D・Rビー・ディ・アール(Bohan Dillon Road/ボーハン・ディロン・ロードの略)。かって畑を「ボーハン・ディロン・ロードのはずれ」と呼んでいたことから命名。ボアズ・ヴュー(自社畑)のマウント・エデン・クローンとスワーン・クローンのブロックから、BDRに相応しい樽を選抜(マウント・エデン79%+スワン21%)仏産樽で熟成10ヶ月 大胆でダイナミック、赤紫系のベリーが果実味豊かでチャーミングなピノ・ノワールの一面と自然の酸味が素晴らしいバランス。
トーマス・リヴァース・ブラウン、フレッド&キャロル・シュレイダー夫妻、デヴィッド&ジュディ・ステイナー夫妻が、ボアズ・ヴューの畑を取得したのが2007年(ピノ・ノワールのデビュー・ヴィンテージが2012年)。
それから8年のヴィンテージを経て2022年秋に満を持してリリースされたのが、セカンド・ワインとなる2019VTGのB・D・Rビー・ディ・アール(Bohan Dillon Road/ボーハン・ディロン・ロードの略)。
ボアズ・ヴューの畑を見つけた時は畑までの舗装された道も無く、ジープで丘を越え、森林の中を走らなければたどり着けなかった。
当時畑の場所を「ボーハン・ディロン・ロードのはずれ」と呼んでいたことから命名。
本家ボアズ・ヴューのラベルより更に印象的な「猪(英語でボア)のラベル」。
現在、樹齢が約15年となってきたことから、ウエスト・ソノマ・コースト、フォート・ロス-シーヴュー、この畑の個性、この畑のクローンの個性をより良く現わすようになり、この畑から造られるワインの素晴らしさをもっと多くの人に味わっていただきたいと、長年の予定に従いセカンド・ワインの今秋・初リリースとなった。
ヴィンテージ情報
冬にたっぷりと雨が降り、涼しい春で開花は遅く、夏は大きな熱波は無かった為、長い生育期を経て葡萄は完熟。冷たい霧が酸をしっかりキープ。
テクニカル情報
区画:ボアズ・ヴュー(自社畑)のマウント・エデン・クローンとスワーン・クローンのブロックから、BDRに相応しい樽を選抜(マウント・エデン79%+スワン21%)
醸造:仏産樽で熟成10ヶ月
テイスティング・コメント
色は黒みがかり、香りがグラスから溢れ出し、赤系ベリー、リコリス、 ザクロ、ミント、ラベンダー・オイル、ウーロン茶、杉の木屑、破石のニュアンスが満載。
大胆でダイナミックな味わいは、まろやかな赤紫系のベリーが果実味豊かに始まり、半ばでは少し熟成を感じさせるキノコやたばこの葉のような複雑な要素が現れ、全体の印象はチャーミングなピノ・ノワールの一面が高いクオリティーで締めくくられます。
このワインは、豊富な果実味と自然の酸味が素晴らしいバランスをキープし、今すぐに特別な個性を楽しめ、更なる瓶熟も可能。
ヴィンテージ: 2019年
容量: 750ml
タイプ: 赤ワイン
味わい: ミディアム・ボディ
主要品種: ピノ・ノワール100%
原産国名: アメリカ
地方名: カリフォルニア
AVA: ソノマ・コースト/ Sonoma Coast
ネステッドAVA、他: フォート・ロス・シーヴュー/ Fort Ross-Seaview
畑: ボアズ・ヴュー・ヴィンヤード/ Boars' View Vineyard
ワインメーカー: トーマス・リヴァース・ブラウン/ Thomas Rivers Brown
土壌: 仏産樽で熟成10ヶ月
キャップ: コルク
アルコール度数: 14.1%