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I Giusti & Zanza

I Giusti & Zanza Dulcamara Costa Toscana Rosso I.G.T. 2019

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深い紫の色調と見事な芳醇さが魅力的。ブラックベリー、黒スグリ、ブルーベリーの香りに、甘草やクレーム・ド・カシスのニュアンスを感じます。口に含むと、熟した果実味としっかりとした酸味のバランスがとれた、ふくよかで力強い味わいが広がります。タンニンをしっかり感じるものの、口当たりは滑らかでベルベットのよう。余韻は長く、酸が口中に唾液をもたらします。じっくり煮込んだジビエ肉、脂肪分の多い柔らかいチーズ、トリュフとの相性は抜群です。15~20年ほどの長期熟成にも向きます。砂質粘土質、北西向斜面約2ha(南向きは気温が高い為)。平均樹齢10年。コルドーネ・スペロナート。ワインの熟成には14~18カ月をかけ、300Lと500Lのミディアム・トーストのフレンチオーク樽を使用します。ブレンドが落ち着くと、コンクリートタンクに貯蔵します。瓶詰めの前に、軽く濾過をします。ドゥルカマーラは、主にカベルネ・ソーヴィニヨンで構成されるスーパータスカン。良好なヴィンテージでは、カベルネ・フランを加え、カベルネ比率は70%に達します。メルロとプティ・ヴェルドを少しブレンドします。ジュスティ・エ・ザンツァは、キアンティやモンタルチーノ、ボルゲリのような既存の有名産地に対抗すべく、全く新しい産地で、新しいトスカーナワインの可能性を追求しているカンティーナです。トスカーナの北西部、リヴォルノとピサに近いファウリアはアルノ川の左岸に位置し、ボルドーのメドックにも類似する気候です。1995年にパオロ・ジュスティ氏が、敷地35haの古いカンティーナを買収しました。元建築家であるオーナーのパオロ・ジュスティ氏と、約10年に渡りパオロを助けるモニカ・マッソーニ女史、2009年より参画したエノロゴのパオラ・カレッラ女史の3人が中心となり、常に畑とぶどうと対峙しながらワイン造りを行っています。

現在17haでぶどうを栽培し、完熟したぶどうを全て手作業で収穫します。土壌は砂質に石灰・粘土が混ざっており、際立った水捌けの良さがこのカンティーナが高品質のワインを生産するキーポイントになっています。発酵は、自然の状態を保つため、敢えて温度管理をしないセメントタンクを使用し、18~21日間実施します。また発酵途中にぶどうの種子を取り出すことにより、ワインのエグミを抑えているなど、独自の工夫を凝らしています。熟成はほとんどフランス産の樽にて行っています。現在、数多くの一流レストランのワインリストに掲載され、また、様々なワインジャーナリストやワイン誌で高評価を得ています。Dulcamara、Belcore、Nemorino、Adineは、ガエターノ・ドニゼッティーの歌劇「愛の妙薬」に登場する中心人物の名前に由来しています。ワインのラベルは、イタリア工業デザインの巨匠、故エットーレ・ソットサス氏によるものです。

2015年ヴィンテージよりビオロジック認証取得をしました

(NemorinoBianco除く、EUオーガニック認定、SuoloeSalute)