”ドメーヌ”ワインはワイナリーが表現できる最高品質を表しています。
名高いウィラメットヴァレーに位置するキング・エステートはオーガニックとバイオダイナミックの認証をとっており、これは果実が’オレゴン’そのままに清純で純粋であることを意味しています。
キングエステートはピノグリの名声を全米に広めたワイナリーであり、伝統の綿密なワイン造りに誇りを持っています。
毎年ワインメーカー達は自社畑ブドウから、ドメーヌラベルにふさわしい最高品質のブドウを丁寧に選別しています。
洋梨の香りが際立ち、トロピカルフルーツや柑橘類に加え、リンゴ、イエロープラム、スイカズラ、クチナシの香りも感じられます。
口に含むと、青リンゴ、洋ナシ、マンゴー、メロン、桃の果実味が広がります。
果実味、酸味、アルコールが見事にバランスしています。
シュール・リー熟成がボディを加え、リッチで満足感のある楽しいワインに仕上がっています。
4月15日に心臓が止まるような霜が降りたにもかかわらず、2022年ヴィンテージは大成功のうちに幕を閉じました。
6月下旬の最高のコンディションがすばらしい結実をもたらし、7月、8月もそのまま良い状況が続きました。
8月の収穫量予測は予想を上回り、霜から立ち直ったことを示す最初の兆候となりました。
9月は暖かく、10月も記録的な暖かさだったため、熟成が促進され、収量が増加したため、今度は完熟した果実を限られた期間で収穫するという新たな挑戦が始まりました。
10月最終週には秋らしい涼しさが訪れ、天候の合間を縫って10月最後の数日間に、最後に残ったブロックや畑の収穫を行いました。
温度管理された100％ステンレスタンクで発酵。
シュール・リーで８ヶ月間熟成。
キング・エステートはピノ･ノワールの生産地として有名なウィラメット・ヴァレー北部のダンディ・ヒルズやヤムヒル-カールトンを南に約150km下った牧歌的なロレーン・ヴァレーにあります。
ここは南に位置していますが太平洋の寒流による冷気の影響を受けやすくエレガントで爽やかなスタイルのワインがつくられます。
敷地内の中央にある丘の上には城館様式のワイナリーが建ち、牧草地や緑の山々に囲まれた418ヘクタールに及ぶ所有地の素晴らしい眺めを見下ろすことができます。
初めて訪れた人は生活のリズムが季節や大地の恵みと密接に繋がってゆっくりと流れるシンプルな時間に呼び戻される気分を得る事が出来るでしょう。
この壮大な敷地内には188haのブドウ畑の他に、果樹園や花畑、菜園、ベリー畑が散在し、養蜂場や豚肉加工場もありすべてが統合された生態系となっています。
長年に渡りオーガニックの認証を受けたブドウ畑は2016年に北米最大のバイオダイナミック認定ヴィンヤードとなりました。
またワイナリーには併設のレストランもあり自家栽培の作物を使用したワールドクラスの料理プログラムは全てを見事に一体化させています。
ピュアで洗練されたキング･エステートのワインは上質な料理と自然な相性をみせるのです。