1982年植樹。わずか0.72haの区画。東西を向いた畑。砂に粘土を含む水はけの良い土壌。全房プレスし、木樽で15ヶ月間熟成。ドミニク・バルブが手掛ける高品質なソーヴィニヨン・ブランは、サンセールからほど近い、あまり馴染みのないアペラシオンであるトゥーレーヌ・オワリーで生まれます。この地域は、ロワール川とシェール川の間、ブロワのすぐ南に広がっており、AOCトゥーレーヌの中でも特定の区画で栽培されたソーヴィニヨン・ブランのみが対象となるアペラシオンです。ドミニクは、2011年までの10年間、INAOに対して原産地呼称認定を求めて活動し、認可を受けた後、この若いアペラシオンの会長に就任しました。ドミニクは、アイコニックなワイナリーDomainedesCorbillièresのオーナーでもありますが、自らの名前を冠したこのキュヴェは、わずか4年間のみ生産される特別なワインです。このワインは、ドミニクがキャリアの集大成としてこの区画で最高のワインを造り、息子にその区画を引き継がせたいという思いから誕生しました。息子のニコラも多く関わっており、このワインに使われる区画は、後にニコラ・バルブのワインに使われることになります。植樹は1982年。わずか0.72haの区画。東西を向いた畑。水はけの良い砂質の土壌に、粘土も含まれています。全房をプレス。木樽で15カ月間という長い熟成により、深みがありエネルギーに満ちた味わいが特徴です。パイナップルやパッションフルーツなど、南国のフルーツの風味が感じられ、清涼感もあり、全体的なバランスが見事に調和しています。このワインのテクスチャや味わいの深さは、ニコラ・バルブと共通する特徴が感じられます。ソーヴィニヨン・ブランとしては非常に完成度が高く、特にその控えめな価格を考慮すると、そのクオリティに驚くことでしょう！